チャペル式の流れ

新郎新婦が入場するときの流れ

チャペル式の結婚式では、新郎新婦は別々に入場します。新郎が先に式場に入っていて、新婦を迎え入れるような格好です。ゲストが入場する前に新郎がスタンバイしているパターンと、ゲストがいるところに、新郎が入場するパターンがあります。みんなが揃っていく中に入っていくのは緊張するかもしれません。余計な緊張感を省きたいという理由で、先に新郎が入っておくのも良いです。新婦が入場する際は、親と共に入ってくるのが通常です。バージンロードをともに歩く相手は、新婦の父親を選ぶケースが多いです。一歩ずつ、ゆっくりとバージンロードを歩くのは、チャペル式の結婚式のハイライトになります。新婦の入場の後は、親から新郎にバトンタッチです。一礼をし、新郎新婦が並んで、さらに一歩前に足を踏み出します。これで、新郎新婦の入場は完了です。

誓約や指輪の交換・結婚宣言など

入場が済んだら、まず、列席者とともに讃美歌を歌うのが一般的です。その後、牧師による聖書朗読があります。牧師は2人の愛を確かめ、新郎新婦の2人がそれに応えることで、誓いは成立します。そして、結婚の証として、新郎新婦はお互いに指輪を交換します。その後、新婦の顔を覆うベールを新郎が上げ、誓いのキスをかわすのが流れです。ベールアップで2人を遮るものはなくなり、1つになるという意味があります。続いて、新郎新婦が手を重ねたその上にさらに牧師が手を重ね、お祈りを捧げます。ここでなされるのが、結婚宣言です。次に、新郎新婦は結婚証明書へサインをします。証人や牧師が続いてサインを行うのが、一般的な流れです。牧師によって2人の結婚が報告され、参列者に披露されます。